タイ4日目 難民一行は、やっとクラビへとたどり着いた

       クラビへの移動手段の件でいろいろと揉めたせいもあってか

       本当にやっとというか、良くたどり着いたなというのが正直な感想だ


       クラビでの一番の楽しみは何と言っても食事だ

       タカシーノいわく「世界一美味い!」と豪語するほどのタイ料理屋が

       ここクラビに店を構えているからだ


       クラビ初日では、タカシーノ パクチー 朽犬のタイ先行組が

       現地での友人との再会を祝して酒を酌み交わしていたため

       八雲 タグッツオ テケレツの3人は世界一のタイ料理の店

       『ゲッコー』で食事を取る事にした


       いつもなら最初に酒を頼むのだが、3人とも腹が減っていたため

       まずはグリーンカレーを頼むと、タグッツオはよほど腹が減っていたのか

       グリーンカレーがテーブルに置かれるやいなや、早速一口パクついた


       それでは私も食べようと思い、スプーンをグリーンカレーの容器に入れようとした瞬間

       タグッツオが狐につままれたような表情でこう言った・・・・・


タグッツオ「そいつを食う前に言っておくッ!

       おれは今、そのグリーンカレーをほんのちょっぴりだが味見をした

       い・・・いや・・・味見したというよりは

       まったく理解を超えていたのだが・・・・・・・・・・

       あ・・・ありのまま 今

       起こった事を話すぜ!

       『おれは最高のタイ料理を食べていたと思ったら

       いつのまにか最低になっていた』

       な・・・何を言ってるのかわからねーと思うが

       おれも 何をされたのかわからなかった・・・

       頭がどうにかなりそうだった・・・

       味が濃いだとかメニューと違うだとか

       そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

       もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・・・・」


 テケレツ「・・・・・・・・・・

       ・・・・・・・・・・」


   八雲「・・・・・・・・・・

       そうか・・・・・・・・・・」


 テケレツ「・・・・・・・・・・・

       ・・・・・・・・・・八雲さん

       日が沈みかけています・・・・・・・・・・

       急いで食べないと・・・・・・・・・・」


       こうして重苦しい雰囲気の中『ゲッコー』での最高の晩餐は幕を閉じた


                                   TO BE CONTINUED.....